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農業でのICT(情報通信技術)の活用-自動給排水栓について-の紹介
2022.08.22

農業でのICT(情報通信技術)の活用-自動給排水栓について-の紹介

山形県の事業で自動給水栓の費用対効果実証実験を行っており、新庄第2地区(福田)3箇所に自動給水栓を3基設置しております。今回は簡単にですが 「自動給水栓」 について紹介させていただきます。

自動給水栓とは…

・水田の給水・排水をスマホやパソコンでモニタリングしながら、遠隔操作または自動で制御できる。

・スマホやPCで水位を設定すれば、水位計測値によりゲートを自動で開閉し水位を一定に保つことができる。

・昼夜を問わず決めた時間に、決めた量を、決めた時間内だけ自動で給水できる。



→自動給水栓を導入すると

・労力削減 
給水時間・水量を自動で管理できるようになるので、労力・費用を削減できる。

・節水効果 掛け流しを防止することで、肥料や農薬を含んだ水の流出を削減し、排水先の環境負担が減る



自動給水栓のタイプ







機側設定型

現場に赴いて操作し、給水設定を行うタイプ

操作方法

方法1:本体内の操作パネルでの直接操作

方法2:専用アプリをインストールしたスマホ・

タブレットでテレビリモコンのようにして操作



タブレットでテレビリモコンのようにして操作

操作範囲が自動給水栓から半径約20メートル

以内の場所に限定される。
遠隔設定型

現場から離れた自宅などから、PC・スマホなど

を使って遠隔で操作し、給水設定を行うタイプ

操作方法

指定WEBサイトにアクセスし、ログインして操作

(機側設定型と同様の操作方法も可能)

機側設定型との違い

インターネット回線を通じて、世界中どの場所

からでも操作できる。



実際の操作

5月~8月までのCブロック通水日朝4時に水口開、夕方4時に水口閉になるように自動設定している。

大雨や中干し時期は直接操作にて開度調節している。

定期的に給水栓のゴミ取りや動作確認等を行っている。

下に自動給水栓の設備写真や位置図を載せておりますのでご覧ください。
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自動給水栓
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無線基地局(遠隔操作)
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導入した田の風景


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